DVDの中身
野口英一監修のソフトテニス上達革命DVDでの中身(収録内容)は、今の自分の目標を実現し、更に一歩ステップアップ出来るような練習方法があますことなく紹介してあります。
野口英一 先生は、45年間ソフトテニスの指導をされおり、そのうち33年間は、ラケットも握ったことがないような中学生の指導をされてきました。
そんな初心者レベルで全国大会で優勝を目指すには、出来るだけ短時間で小学校の3年生から始めているジュニア選手との差を埋める必要があったのです。
それには、出来るだけ分かりやすく、子供達が一つ教えれば10わかるというような練習方法を考えなければいけませんでした。
そこでいきついたのが、ボールがバウンドした瞬間に軸足の設定とテイクバックが同時に行われて終わるという、全てのショットに通じる基本を習得させること。
これが「1」になり、軸足に乗っていた重心を前へ移動させながら踏み込みのが「2」、そしてラケットを振り抜くのが{3」になり、この1・2・3のリズムを身につけることが全てのショットが上手く打てるようになるポイントなのです。
これを踏まえて、ソフトテニス上達革命DVDの中身は、基本となる最重要事項の「準備」はもちろん、正しいフォーム、ストローク、ボレーの打ち方、ポジションのつき方、スマッシュ、サーブ、コースの読み方、初心者からでも効率の良く上達する練習方法などの基礎から応用まで事細かに解説してあり、選手はもちろん、指導者の方にもお勧めな内容になっています。
Disc1
基礎的な動きの説明ストローク
(前篇)
(中篇)
(後篇)
ボレー
スマッシュ
Disc2
ストローク・ボレー・スマッシュ
シュートストローク
ボレーボレー
フォアの回り込み
10人ストローク
ランニングストローク
1対2のストローク
1対3のストローク
トップ打ち
Disc3
ポーチボレー
ジャンプスマッシュ
ボレーからの連続プレー
10本ボレー
見極めと動き出し
サーブ
レシーブ
ゲーム解説
ラストメッセージ
実際にDVDを見た感想
映像も鮮明で野口先生の声も聞き取りやすく、ポイントには、画面の下にテロップも表示されるので、初心者が見てもとても分かりやすくなっているように感じました。
更に、トップレベルの選手と発展途上の選手を比較して、ストロークの打ち方も見れるので、フォームや打球のスピードなど、見てその違いなども分かるようになっているのが良いです。
選手の技術の習得にはこれで良しというのはないので、ある程度の基本が身についたら、そこからは自分なりの工夫やアレンジを加えていくことが大切になります。
このDVDのモデルになるのはトップ選手である、林田・宮下ペアが行ってくれているので、良い所はどんどん盗んでいきましょう。
ただ、DVD3枚組というかなりのボリュームなので、要点をまとめた小冊子のようなものがあれば尚良かったなと思いました。
指導方法を学習するには最適
指導内容を如何にして教えていくか、ここに選手を育成していく上で大きな課題があります。
いくらソフトテニスのことを良く知っていても、それが選手に効率よく伝えられる必要があります。同じことを教えても、指導の仕方によって大きな差が出るからです。
何より、選手は毎年入れ替わっていくので、普段から指導方法に磨きをかけておくことが必要だと思うのです。
それには積極的にソフトテニスに関する情報に接し、実績のある指導者のDVDを見て学んだり、面識を得る機会を持ったりすることは指導能力の向上に非常に役立つでしょう。